仕事を辞めると決意したのに、言い出しづらいこともあるのではないでしょうか。
また、誰にどのような形で伝えたら良いのかわからない方もおられると思います。
そんな方に、教員をどのようにやめれば良いのかを解説していきます。
簡単にまとめると、
- 退職願を記入する
- 退職願を学校長に提出する(退職の旨を伝える。)
- 退職届を提出する
- 荷物の整理を行い、職場から運び出す(事前に行った方が良い)
職場に退職の旨を伝えづらい場合は、退職代行サービスを使うのも一つの方法です。
業務の引きつぎ等のために、すぐに辞めづらい部分はあるかもしれません。
基本的に退職の1ヶ月前には伝えた方がいいでしょう。
一番円満に退職する時期は、やはり3月です。
その場合、退職を告げる時期は11月頃までに行うことがベストかと思います。
誰にも負担をかけることなく退職することができるでしょう。
しかし、この円満退職には大きなデメリットがあります。
基本的に転職活動は退職の3ヶ月前から始めるので、
転職先が見つかっていないにもかかわらず、退職を告げることになってしまうのです。
個人的にはおすすめはしません。
多少、職場に迷惑をかけてしまう結果になるかもしれませんが、
転職先が決まってから告げるべきだと、個人的には思います。
そして、できることなら管理職としっかり話をしましょう。
そうした壁を乗り越えることで、気持ちが前向きになるという側面もあると思うからです。
ただ、人生に正解などありません。
しんどかったら、退職代行サービスを使って
しれっとやめちゃいましょう。笑
おすすめの転職代行サービスについて、
まとめていたりするので、参考にしてもらってもいいです。
退職願の書き方や提出の仕方など、実際の体験談を踏まえて詳しくお話しします。
退職願を記入する。
まずは、退職願を準備しましょう。
退職願は記入した方がいいかとは思いますが、管理職と事前に話し合いができているのであれば、必要がない場合もあるようです。
また、11月や12月あたりで
次年度の勤務希望調査が行われたりもすると思います。
その調査に、「退職する」という選択肢を選べば退職願を書く必要はありません。
私自身は、年度末で退職したわけではないので、
事前に「教員をやめるか続けるのかを悩んでいます。」と管理職に相談していました。
その後、「やめる決意が固まりました。」という意味合いを込めて、
退職願を書き、管理職に渡しました。
退職願には、
退職するお願いと理由を簡潔に記入します。
(理由は「一身上の都合により・・・」で大丈夫です。)
「これが絶対正しい!」といった書き方はありませんが、
詳しい書き方は画像をご覧ください。
Wordのファイルも用意しました。
ぜひ、使ってみてください。<Wordファイル>
退職願を管理職に提出する(退職の旨を伝える)
退職願が書けたら、次は管理職に提出をします。基本的に学校長に提出すればいいでしょう。その際、基本的に話し合いが起こるはずです。「相談してよぉ。」と声をかけられることもあるかもしれません。
私の場合は、
前もって、辞めるかもということを伝えていて、人生相談も行っていたため、すんなり受け取っていただけました。
しかし場合によっては、辞めることを止められたり、職員室の視線が気になったりすると思います。
校長との話し合いによって、教員を続けることも一つの方法です。
そういった話し合いがしんどいと思われる方は、
退職代行サービスを利用しちゃってください。
しつこいようですが、気にせず使っちゃいましょう。
退職届を提出する
退職願を提出し、管理職にも退職を受け入れてもらえたならば、次は退職届を提出します。こちらは、簡単に説明すると「教員を辞めるための正式な書類」と思ってもらえたらいいでしょう。書き方は地域によっても異なることがありそうなので、管理職に聞いた方法で記入してもらったら大丈夫です。
提出先は、教育委員会の場合や管理職の場合など、様々みたいです。
その管理職に合わせた行動を取りましょう。
ここまでくれば、もう退職決定です。
寂しい気持ちだったり、嬉しい気持ちだったり、不安な気持ちもあることでしょう。
ですが、新たなスタートラインにここで立ったことになります。
荷物の整理を行い、職場から運び出す
退職願を管理職に渡し、退職届が受理されたのであれば、時間やタイミングを見て、荷物を運び出しましょう。
可能であれば、前もって少しずつ荷物をまとめたり、必要のないものは事前に運び出しておくことをおすすめします。
学校に寄付する事ができそうなものであれば、そのまま残しておいて、他の教員の方に差し上げた方が良いでしょう。
退職代行サービスに頼んで、
職場の人にまとめてもらい、郵送してもらうこともできるようです。
まとめ
これまで、教員のやめ方を具体的にお伝えしてきました。
具体的には、
- 退職願を記入する。
- 退職願を学校長に提出する。
- 退職届を提出する。
- 荷物の整理を行い、職場から運び出す。
ただでさえ、人が足りないと言われる学校現場です。
自分が辞めることで、他の教員の方に迷惑がかかる場面が出てくるかもしれません。そして、辞めると学校長に伝えてからも気まずいことが起こるかもしれません。
しかし、一番大切にしなければならないことは、あなた自身の人生だと思うのです。
あなた自身のための行動をしていきましょう。
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