教員が転職するならこの業種【8選】

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教員から転職する際に、必ず自分で決めるべきものが
希望する業種」です。

転職サイト転職エージェントを利用する際も、
どのような業種を希望されていますか。」と必ず尋ねられます。

「どうしてもやりたい仕事が見つからない。」と感じる人は、
転職エージェントに相談してみることも大切です。

様々な業種の中から、あなたに合いそうな求人を紹介してくれるでしょう。

このページでは、転職エージェントの方に相談する前
転職先を決めるためのいくつかの材料をお伝えします。

教員を辞めて転職したいけど、どんな仕事に就くべきかわからない。
どんな仕事だと、教師から転職しやすいのだろう。」
と悩まれている方に
教員が転職する際におすすめする業種【8選を紹介します。

【教員の転職】おすすめの業種

教員の方が転職をする際に
おすすめしたい仕事をまとめていきます。

教員と似ていて、「教員の経験を活かすことができる仕事」と
教員とは全く異なる業種で、「新しくチャレンジできる仕事」の
2パターンに分けて紹介していきます。

教員の経験を活かせる仕事
  • 児童指導員
  • 公立学校↔️私立学校
  • 塾講師
  • 教材制作・教材企画
新しくチャレンジできる仕事
  • ITエンジニア
  • 事務
  • 営業
  • 介護職

それぞれの仕事について
特徴」「おすすめする理由」「注意点」「向いている人
を具体的に説明していきます。

児童指導員

児童指導員の画像
児童指導員

児童指導員は、「子どもと関わり、心と体の成長と自立を支援する仕事」です。

一言で児童指導員と言っても、大きく分けて4つの働く場所があります。

  • 乳児院 / 児童養護施設
  • 放課後等デイサービス
  • 障害児入所施設
  • 児童発達支援施設

教員免許があれば、基本的に児童指導員として働く事ができます

最近の求人を見ると
障がいを持っている子どもを対象としたサービスに関連した求人を多く見かける事ができます。

企業によっては、英語教育ICT教育などに力を入れているところも多く
それぞれが個性を持った取り組みを行っています。

おすすめする理由
  • 教員としての資格や知識が活かせる
  • 子どもに関わり続ける事ができる
  • 児童指導員の求人がとても多い
注意点
  • 子どもや保護者と関わりたくない人は避けるべき
  • 教員の時とは異なる関わり方が、子どもとの間に必要となる場合もある
向いている人
  • 先生として子どもと関わり続けたい人
  • 教員として転職したいが、全く新しい環境でチャレンジしてみたい人

公立学校↔️私立学校

先生 トップ画像
学校教員

公立学校の教員の方は、私立学校へ

私立学校の教員の方は、公立学校へ

転職を行うのも、一つの方法です。

公立学校私立学校
児童生徒の様子家庭環境大きく異なることが多い。偏差値の高い私立学校であれば、家庭的に恵まれている子どもが多い。
給料面都道府県ごとに、一律で定められている。学校法人ごとに定められている。
(公立学校と大きく変わらない)
勤務日数基本的に週5日勤務
(部活動や行事によって勤務する日数は異なる)
基本的に週5日勤務
(第2土曜日、第4土曜日の午前に出勤するケースも多い)

私立学校では、
福利厚生なども学校によって異なります。
学校によっては、残業代である時間外手当休日出勤手当などが支給される場合も多いです。

おすすめする理由
  • 仕事内容を大きく変える必要がない
  • 自分の教員としての経験を活かすことができる
  • 新しい環境で、また努力することができる。
注意点
  • 教員として、働き続けたいと思えるかどうか再確認する必要がある。
  • 以前の職場と比べてしまい、不満がつのる結果になる可能性も
向いている人
  • 教員なので、これまでと変わらない。

塾講師

塾講師 イラスト
塾講師

塾講師の仕事は大きく分けて5つあります。

塾講師のメインな仕事一覧
  • 学校での学習の補助
  • 受験対策
  • 塾生徒の募集
  • 生徒のカウンセリング
  • 保護者対応

塾講師のビジネス上の目的は
生徒の成績を上げることで企業のブランドを上げるとともに
塾生徒の会員を増やすことです。

教員の時の経験を生かして、生徒の学力を伸ばし、
志望校に合格したり、夢を叶えるための手助けをすることができます。

おすすめする理由
  • 学校現場とは異なり、「部活動」や「学校行事」がない
  • 業務がしぼられていて、残業時間が少ない可能性が高い。
注意点
  • 「生徒や保護者のアンケート」「有名学校への進学実績」「生徒数」などの数字を求められる
  • 勤務時間は、基本的に学校の放課後や長期休みがメインとなる
向いている人
  • 生徒に勉強を教えることや学習をサポートすることにやりがいを感じる人
  • 授業をすることに、得意な教科がある人
  • ある程度の学歴がある人

教材制作・教材開発

教材制作・教材企画
教材制作・教材企画

「教材制作・教材企画」は、
教員で培った経験生かすことのできる仕事です。

幼稚園児が使うなぞり書きのプリントや
医療関係の教科書など、
様々な学習教材が存在します。
対象としている学習者によって開発するものも異なってくるので、
どのような求人があるのかをしっかり確認しましょう。

おすすめする理由
  • 求人に「教員経験者歓迎」と書かれてあることも少なくない。
  • 教員でも使用する「Word」や「Excel」などのPCスキルを活かす事ができる。
注意点
  • 地域によっては、求人がない可能性がある。
  • 都心部や近畿圏に求人が集中しており、応募できる人が限られる。
  • ICT教育が進んでいるため、エンジニアとしての能力を求められる事がある。
向いている人
  • 教材を制作するために、企業内外の人と円滑なコミュニケーションがとれる人
  • 自分が作ったものが、誰かの役に立つことをやりがいに感じる事ができる人

ITエンジニア

ITエンジニア 画像
ITエンジニア

ITエンジニアは20代教員の転職おすすめしたい業種です。
ひと言でITエンジニアといっても多くの種類があり、用いるプログラミング言語も異なります。
おすすめしたいITエンジニアの職種をいくつか紹介しています。

おすすめするITエンジニアの職種(抜粋)
  • アプリケーション / ソフトウェアエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • エンベデッドエンジニア
  • Webエンジニア
  • フィールドエンジニア

アプリケーション / ソフトウェアエンジニア

アプリケーション / ソフトウェアエンジニアは、主に様々な種類のあるプログラミング言語を用いて、システムを作ったりする仕事です。携帯のアプリからさまざまな企業内部で使われる業務システムまで、多岐に渡る仕事が存在します。クライアントのヒアリングから設計、開発まで行えるようになると、優秀な人材として引っ張りだこになることでしょう。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、「DNSサーバー」「Webサーバー」などのサーバーを「設計」・「構築」・「運用」・「保守」する仕事です。顧客がサーバーを利用できるように運用を行なったり、ハッキングやウィルスなどからサーバーを守るための対策を行なったりします。
設計等を任されたり、リーダー等の役職に上がったりすると給料面でも安定することでしょう。

組み込みエンジニア(エンベデッドエンジニア)

家電製品や自動車、ロボットなどの様々な電子機器の機能を作動させるためのシステムを組み込んでいく仕事です。これからも、需要は大きくなると予想されており、他のエンジニアと比べても平均年収が高い傾向があります。

Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発や設計を行います。
Webエンジニアは「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」の大きく2つの役割に分類されます。言語を理解し、サイトやアプリを設計できるだけではなく、Webマーケティングなどの知識や経験を積めば積むほど、必要とされる人材になることができます。

フィールドエンジニア

フィールドエンジニアは、自社製品の「お客様サポート」を行う仕事です。パソコンやプリンターなどの自社の機器をメンテナンスしたり、故障した際の修理を担当したりします。未経験からでも、十分に目指すことのできる仕事です。企業の顔となる仕事のため、責任感のある仕事です。

おすすめする理由
  • 人材が不足している業界のため、求人が多い
  • 未経験からスタートできる求人も多い
  • プログラミングスクールがあり、学習や転職をサポートしてくれる
注意点
  • 給料が大きく下がってしまう可能性がある
  • 人によって全く合わない場合があるので、事前に学習が必要
  • 質の悪い求人も多い
  • 未経験の場合、若い人材が求められる。
向いている人
  • トラブルや問題を根気強く、楽しんで対応できる人
  • パソコンが好きで得意な人
  • 集中して、ものづくりをすることが好きな人

事務職

事務

事務の仕事は仕事が多岐に渡ります。
ひと言で事務と言っても、
経理」や「総務」「人事」「営業」「エンジニア」として働くなど、
求人によっては多くの仕事を任されることもあるため、
しっかりと詳細を確認する必要があります

おすすめする理由
  • 事務の仕事で多く用いられているソフトが「Word」「Excel」「Power point」などの、教員が普段から用いるものだから。
  • 教員も数多くの事務作業をこなす点では、類似している部分があるため。
注意点
  • 「生徒や保護者のアンケート」「有名学校への進学実績」「生徒数」などの数字を求められる
  • 勤務時間は、基本的に学校の放課後や長期休みがメインとなる
向いている人
  • 単純な業務であっても、楽しんで取り組むことができる人
  • 幅広い業務でも取り組むことができる人
  • サポート役としての役割を担うことができる人

営業職

営業 画像
営業

営業の仕事とは、自社の商品を販売する窓口となる職業です。
企業相手に営業を行なったり(B2B)、一般消費者に向けて営業を行なったり(B2C)など、
種類や方法も数多く存在します。

訪問営業や飛び込み営業、インサイドセールスなどの様々な手法が用いられていますが、
自分がやってみたいと感じる求人に挑戦してみましょう。


自社の商材の魅力が顧客の利益になることが一番のやりがいにつながると思います。

おすすめする理由
  • 教員にも必要とされるコミュニケーション能力は、営業職の仕事にもつながるため
  • 顧客に「寄り添う」という営業で必要とされる視点が、子どもに「寄り添う」教員ともつながるため。
注意点
  • 売り上げなどの数字を意識して働かなければならない。
  • 体育会系の職場も多いため、職場の雰囲気が合わない可能性がある。
向いている人
  • 人と話すことが好きな人
  • 向上心がある人
  • 話し相手の心情をある程度読み取ることができる人

介護職

介護士 画像
介護士

介護士とは、
介護施設や訪問介護サービスにおいて、介護や生活支援を行う仕事です。

介護士といっても、サービスの内容は大きく3つに分かれます。

居宅サービス
デイサービスなど、要介護者や要支援者が現在住んでいる現在住んでいる場所にいながら受けられるサービス全般のこと

地域密着型サービス
高齢者の方が身近な地域で生活できるように行われるサービス全般のこと

施設サービス
特別養護老人ホームなどで要介護者が受けられるサービス全般のこと

サービスの内容によって、対象とする高齢者の方も異なるので
たくさんの求人から自分に合いそうなものを見つけてみましょう。

おすすめする理由
  • 未経験からでも転職しやすい。
    (介護職へ転職する人の約30%が未経験からの転職)
  • 教員にも必要とされるコミュニケーション能力は、介護職の仕事にもつながるため
注意点
  • キャリアアップが難しい
  • 教員時代と比べて、給料が大きく下がる可能性がある
  • 企業や割り当てられた役割によって、心身の負担になる可能性がある
向いている人
  • 高齢者とのコミュニケーションを大切にできる人
  • 身の回りの世話をすることが好きな人

まとめ

教員が転職をする際におすすめする業種を8つ紹介してきました。

教員の経験を活かせる仕事
  • 児童指導員
  • 公立学校↔️私立学校
  • 塾講師
  • 教材制作・教材企画
新しくチャレンジできる仕事
  • ITエンジニア
  • 事務
  • 営業
  • 介護職

教員が転職することは、
難しいことではありますが不可能ではありません。

教員以外の道も十分に広がっています。

今回紹介したもの以外でも、
転職を成功させた人は多くいます。

自分に合っていそうな仕事を見つけ、
新しい一歩を踏み出してみましょう。

自分の中で分からない事不安に思う事があれば
転職エージェントを利用することもおすすめです。

カウンセラーの方としっかり相談し、
自分が納得のいく転職先を見つけていきましょう。

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